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幼児の鼻血 3つの原因と簡単に止まる5つの手順

 

幼児の鼻血 3つの原因と簡単に止まる5つの手順
宮前ユリ

2歳くらいまでの子はそうでもありませんが、3~4歳の幼児は頻繁に鼻血を出しますよね。ぶつけたわけでもないのに出てきます。なかなか止まらないようだと、何かの病気では…?と思ってしまいますよね。

タケル先生

幼児の鼻血はある意味とても特徴的です。鼻血が出る原因がそのころに集中しているんですね。夜中の睡眠中に出てしまい、朝になってシーツが血だらけで驚いたというママもいると思います。

そこで今回は、幼児期の頃によく発生する「鼻血」に焦点を当ててみようと思います。

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鼻血が出た時に親や周りの大人がすべきこと

まずは鼻血が出た時の対処法です。我が子が自宅で出た場合も、あるいは外出時によその子が鼻血を出したときも同じ。大人は冷静に「大丈夫!すぐ止まるから安心して!」と声をかけます。

よく出る子で慣れていればいいのですが、子供によっては血を見て少し気が動転しているかもしれません。効果的な対処をするにはまずは子供を落ち着かせることです。

効果的な止血方法

鼻血が出た時は、まずは止めることを優先します。逆に言えば、これから紹介する方法で止まるようなら大きな問題はありません。

  1. ティッシュで垂れないように押さえる
  2. 椅子に座らせる
  3. うつむき加減にする
  4. 片方の手で鼻をつまむ
  5. 10分ほどじっとする

一つずつ要点を確認していきます。

ティッシュで垂れないように押さえる

まずはティッシュで血が服や周囲の物につかないように押さえます。鼻にティッシュを詰めるわけではありません。鼻に当てて垂れないようにします。

椅子に座らせる

鼻血が止まるまで少し時間がかかるので、椅子に座らせます。子供もそのほうが落ち着きますよね。横にしてはいけません。

うつむき加減にする

重力の関係でどうしても上を向きたくなりますが、出てきた血がノドにまわってしまうのでうつむき加減にします。

片方の手で鼻をつまむ

片方の手で鼻をつまんで止血します。このとき鼻の穴をふさいで血が垂れてこないようにするのではなく、切れて血が出ているであろう場所をつまんで血を止めるイメージです。

小鼻をつまむと上の方に骨の存在を感じるはずです。その骨のすぐ下あたりをつまみます。

10分ほどじっとする

その状態で10~15分じっと待ちます。流れずに出た場所にたまると血は固まっていく性質があるので、固まって栓ができるまでつまみます。

やってはいけない止血法

鼻血は多くの場合、見た目とは裏腹に大きな問題にはなりません。なので昔から対処法はけっこう適当だったりします。その代表が「上を向いて首の後ろをトントンする」や「鼻にティッシュを詰めて横になる」というものではないでしょうか。

上を向いて首の後ろをトントンする

これはなぜそのように言われているのかは分かりませんが、全く根拠がないようです。上を向くのは重力で鼻血が垂れないようにするためではないかと思いますが、トントンすると何の意味があるのでしょうか。

上を向くと鼻血は垂れにくくなりますが、今度はノドに垂れていきます。血を飲み込むことは問題ありませんが、血を飲むと咳が出たりむせて嘔吐したりすることがあります。

すると今度は「血を吐いた!」と大騒ぎ。血の出所が分かりにくくなり騒ぎも大きくなってしまうだけです。

鼻にティッシュを詰めて横になる

鼻にティッシュを詰めるのはよくやりますよね。注意したいのが取る時と入れ過ぎです。

鼻の粘膜をティッシュで圧迫して止めるのは、結局は鼻をつまんで止めるのと変わりありません。でもそれをとるときに、せっかく血が固まってできた栓をとってしまうんですね。

だから本当は止まっているのに「まだ止まってない…」と勘違いをし、それが続くと「血が止まりにくい⇒病気の疑い⇒白血病…?」という妄想が膨らんでいきます。

また、詰めても血がにじんでくるとまた別のティッシュをつめたくなりますが、それでは最初に入れたティッシュが取れなくなってしまうので気を付けましょう。

寝かせるのは逆効果なのでしてはいけません。鼻血が止まるまでは心臓よりも高くしておくのが基本です。

鼻血が止まらない時の対処法

もし30分以上止まらない場合は、小児科ではなく先に耳鼻科に行って診てもらいます。血管を収縮させる薬をしみこませたガーゼや脱脂綿で止血してくれるはずです。

多くの場合は鼻の粘膜が切れているだけですが、念のため状況を説明して診察してもらったほうが安心できますよね。またあまりにも頻繁に出て気になるようなら、それも相談してみましょう。

幼児の鼻血の原因

ではなぜこの時期の子供は鼻血が多いのでしょうか。そのカギを握るのが次の3点です。

  1. 鼻を無意識にいじってしまう
  2. 粘膜が弱い
  3. 粘膜が弱くなりやすい

鼻を無意識にいじってしまう

いわゆる「鼻をほじる」という動作です。子供は無意識のうちについつい鼻をいじってしまうもので、就寝中でもいじって鼻血が出ることがあります。

鼻の入り口からほど近い場所には血管が集まっている「キーゼルバッハ部位」という部分があります。そこが傷つくといとも簡単に鼻血が出てしまいます。

粘膜が弱い

最も根本的な原因がコレ。幼児はまだ鼻の粘膜が弱いので、ちょっとした刺激で粘膜が傷ついてしまい鼻血が出ます。

また、興奮する・暑い・熱があるという状態だと鼻の血流が多くなるので、それだけで弱い粘膜を破り鼻血が出てしまいます。のぼせると鼻血が出るのはこのためです。今の時期はインフルエンザが流行しているので、高熱と共に鼻血が出て驚いているママもいるかもしれません。

粘膜が弱くなりやすい

ハウスダストなどのアレルギーがあると、鼻の粘膜が傷んでしまいます。風邪をひいてしまってもそれは同じ。子供は鼻の粘膜が弱くなる要因を多く持っています。それが刺激になって鼻を余計にいじってしまい、鼻血を出しやすくしてしまいます。

まとめ

タケル先生

子供が鼻血を出しても親がアタフタしてはいけません。実際はたいした問題でないにもかかわらず、その様子を見ると子供は「ヤバいのか…?」と感じてしまいます。

血が止まりにくい血液の疾患は実際にありますが、それが鼻血だけに現れることはありません。他にも気になる症状があるなら念のため受診し先生に聞いてみるのがいいですね。

 - 幼児(1歳~小学校入学)

宮前ユリ

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