赤ちゃんのしゃっくりが止まらない~!2つの主な原因と7つの簡単な止め方


「赤ちゃんはどうしてこんなに「しゃっくり」が出るんだろう?」という疑問はないでしょうか。
毎日のように出るし、1日に3~4回出ることも珍しくありませんよね。
我が娘ユウナもよくしゃっくりをしますが、一体どうして赤ちゃんはそんなにしゃっくりが出るのか気になりますよね。
「大丈夫かな…?」というのが私の率直な思いでした。たかがしゃっくりですが、こう何度も何度もされると不安になります。

赤ちゃんは確かにしゃっくりがとても多いですよね。
基本的にはあまり気にする必要はありませんが、頻繁に出たりあまり長引くようだと気になってしまうかもしれません。
そこで今回は、赤ちゃんのしゃっくりの原因や上手な止め方を紹介していこうと思います。
でも無理に止めようとする必要はないので、参考までにどうぞ。
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赤ちゃんのしゃっくり 2つの主な原因
赤ちゃんだけのことではありませんが、しゃっくりは横隔膜がけいれんして起こる現象です。
赤ちゃんの横隔膜はまだ成長途上にあるので、少しのきっかけですぐけいれんしてしまい、それがしゃっくりに繋がってしまうんですね。
なので「しゃっくりの原因=横隔膜がけいれんする原因」ということなんです。
赤ちゃんがしゃっくりをする主な原因は次の2つです。
- ミルクや母乳を飲むことで胃や食道の動きが活発になり、それが刺激になりしゃっくりが出る
- オムツがオシッコ・ウンチで濡れることによる体温変化・体温低下が刺激になりしゃっくりが出る
順に考えてみます。
1~胃や食道の活発な動きがしゃっくりを引き起こす
赤ちゃんがミルクや母乳を飲むと、体内では胃や食道が活発に働きはじめます。それが赤ちゃんの横隔膜を刺激すると簡単にけいれんしてしまい、結果しゃっくりが出てしまうんですね。
これを防ぐ方法は…ありませんね。
ミルクや母乳に限らず離乳食でも麦茶でも、胃に物が入れば胃は活動するし、食道もその役割を果たそうとします。それを止めるわけにはいきませんので、しゃっくりも当然よく出てしまいます。
でも赤ちゃんが成長するにつれて横隔膜も成長し、徐々にその回数も減ってきます。
こればっかりはどうしようもないことなので「大丈夫かな?」という心配は親の成長の糧ということで。赤ちゃんといっしょに親も成長しているということですね。
2~体が冷えることで横隔膜が刺激される
赤ちゃんはすぐオムツがパンパンになってしまいますよね。それだけオシッコが出てるということなんですが、濡れたオムツによって体は冷やされてしまいます。
すると横隔膜が刺激されてしゃっくりが出てしまうんですね。下半身が冷えてお腹にグッと力が入ってしまうんでしょうか。
これを防ぐには、オシッコが出るたびにオムツを換えてあげることです。が、現実的ではないですよね。
オシッコがいつ出たか分からないし、オムツの消費も半端じゃない量になってしまいます。やはり一定の時間経過によって変えてあげるのが妥当です。
赤ちゃんのしゃっくり 7つの簡単な止め方
しゃっくりが出る主な原因は上記の通りで、なかなか気をつけようがない面もあります。
なので出てしまうのは仕方がないと諦めて、どうすれば止まるかということを考えるのがいいのではないでしょうか。
赤ちゃんのしゃっくりはいたって自然なことで、特別気にする必要はありません。2~3時間止まらないことも珍しいことではないです。
でも親としてはできれば早く止めてあげたいという気持ちになりますよね。赤ちゃんのしゃっくりは苦しくないと言われても、それでも止めてあげたいものです。
ということで、無理に止める必要性はないですが、親としての心境を加味して止める方法を紹介します。効果には個人差もあると思いますが、参考になれば嬉しいです。
- ミルクや母乳、白湯、湯ざましなどを飲ませてあげる
- 背中をさすったり、軽くトントンしてあげる
- おむつを新しいのに替えてあげる
- 体を温めてあげる
- 大泣きさせる
- うつぶせにする
- 授乳後に出た時は、げっぷをさせる
ではこちらも一つずつみていきましょう。
ミルクや母乳、白湯、湯ざましなどを飲ませてあげる
赤ちゃんのしゃっくりを止めるには、これが最も効果的な方法という感じがしております。ミルクや母乳を飲んだらしゃっくりが出てしまうのに、結局ミルクや母乳を飲ませれば止まるというのも少し「?」ですが…

うちの娘はこの方法がテキメンに効きます!特に母乳なんですが、しゃっくりが出たら「ママが止めてあげるね」って感じです。
体温を上げるという意味で白湯、湯ざましも効果的ですね。
⇒「赤ちゃんがミルクを飲まない…と悩んだ時に確認すべき10のポイント 」も参考にしてください
背中をさすったり、軽くトントンしてあげる
背中をさすることで体温を上げる効果があるでしょうか。また、背中をトントンすることで落ち着かせ、冷静になることでしゃっくりが止まることもありそうですが効果は「?」です。
すぐできる方法なので、これが原因で止まったわけではないかもしれませんね。。。親の愛情を注入するということで。。。
おむつを新しいのに替えてあげる
これは理にかなっている方法です。オムツが濡れたままだと体温が下がってしまうので、新しいのに替えてあげることでしゃっくりは止まりやすいでしょう。
赤ちゃんもスッキリして気分もよくなります。それも効果的かもしれませんね。
体を温めてあげる
上記と同じで、これも理屈では止まると思います。ただ、暑い夏なんかは注意が必要ですね。
体温の変化によってしゃっくりが出てしまっても、暑い日に体温を上げるのはちょっと危険です。寒い冬限定の方法でしょうか。
大泣きさせる
これはちょっとオススメしにくい方法ですね…。大泣きすれば確かに止まるような気はしますが、わざと大泣きさせるのは可愛そうです。
しゃっくりを止める方法というより、結果的に止まった方法という感じですね。
うつぶせにする
まだ寝返りができない月齢の赤ちゃんなら、うつ伏せの練習をさせてみるのも効果的かもしれませんね。気持ちを別の方向に向けることで、意外としゃっくりが止まるかもしれません。
もちろん月齢が低すぎる場合は、窒息には十分注意が必要です。絶対に目を離してはいけません。
授乳後に出た時は、げっぷをさせる
これもよくあるパターン。授乳した後は、さらにミルクや母乳を飲むことはなかなかないので、どうしようってなります。
こういう時はげっぷをさせるとけっこう止まります。自分の背中を見せるように縦抱っこし、肩に赤ちゃんの顔をのせて、背中をトントンしてたらげっぷが出やすいです。
げっぷを上手に出す動画説明はこちらの記事に掲載しています。
⇒「新生児期の赤ちゃん ゲップはいつまで出させるべき?」
母乳ではなくミルク限定ですが、空気を飲みにくくするならドクターベッタの哺乳瓶などがおすすめ。
「赤すぐ」など様々な雑誌に載ってるので有名ですよね。
独特の形状で赤ちゃんが空気を飲んでしまうのを減らすことができます。
しゃっくりがあまりに多いなら哺乳瓶を変えてみるのも手です。
まとめ

赤ちゃんのしゃっくりはさほど気にすることはなく、無理に止めようとする必要はありません。親としての心境を考えると「止めてあげたい」ものですが…。
また上記の方法は個人差がありますので、絶対に赤ちゃんから目を離さないで実践してくださいね。もし、吐き気や多量のよだれを伴う場合は注意深く観察する必要があります。
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