新生児が「ぐずる」9つの理由と上手な対処法


新生児期(生後1か月未満)の赤ちゃんは、よくぐずる子とそうでもない子がいますよね。ぐずれば「原因は何…?」とあれこれ考えてしまいますし、ぐずらなければママは楽ですが「ずいぶんうちの子静かね…」と、これまた不安になるものです。

確かに我が子の場合は全てが心配になるものですよね。やはりぐずる赤ちゃんだと、ママは原因を突き止めて解決してあげたい気持ちになるもの。
でも、特に初めての赤ちゃんだとなんでぐずってるのか分からないので、なかなか対処できなく困ってしまいますよね。そこでここでは、新生児期の「ぐずる」という行為に焦点を当てて考えてみようと思います。
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ぐずる理由は誰にも分からない
生まれたばかりの赤ちゃんは泣くものです。多くの育児書などでは「眠い」「お腹が減った」「暑い」「寒い」…などの理由で泣くと書かれています。
ただこれは大人による推測にすぎません。もちろん当たっていると思いますよ。でも実際に赤ちゃんに聞いたわけでもなく、しかもその場その場ではもっと細かい原因があるのが当然ですよね。
なので、赤ちゃんがぐずって困ってるママは、少しでも多く「ぐずってそうな理由」を可能性として知っておくのが大事。
また、正直ママができることはそれほど多くありません。ママにしかできないことも多いですが、ママにもどうにもできないことがたくさんあります。
だって怖い夢を見て泣いてるからって、夢を見ないようにはできません。車の騒音が嫌で泣いても、騒音を止めることはできません。そういうときはママは赤ちゃんを安心させることしかできないのです。
なので自分では何ができるのかを考えることも大事です。
ぐずる理由
新生児がぐずる理由は次のようなことが考えられます。
- お腹が減った
- 眠い
- 暑い・寒い
- かゆい・気持ち悪い
- 怖い
- 痛い・苦しい
- 寂しい
- 明るい・暗い
- うるさい
これらもあくまで推測にすぎませんが、可能性として頭に入れておけば、一つずつ原因をしらみつぶしていくことができます。
お腹が減った
最も多くて分かりやすいのがコレです。オッパイをくわえさせるかミルクをあげればぐずりも解消されます。
眠い
大人にすれば、眠いなら寝ればいいのに…と感じますが、新生児は「寝ること」もまだ下手なのです。抱っこやおくるみで安心感を与えることが大事。それでも寝るまで泣き止まない場合もあるのは仕方ありません。
暑い・寒い
新生児は室温20~22度、湿度50~60%ぐらいが最適。病院内ならしっかり管理されていると思いますが、自宅の場合は季節に大きく左右されるので注意が必要です。
かゆい・気持ち悪い
赤ちゃんが身に着けている衣服やタオルの「タグ」が当たってないでしょうか。かゆい刺激を与えそうなものを考えます。またウンチがキレイに拭き取れてなくてかゆいこともあります。
新生児の場合は、オムツが汚れて気持ち悪いという感覚はまだないように思いますが、これもあくまで推測。もしかしたら「気持ち悪い」という感情は分からなくても本能的に嫌がっているのかもしれません。
怖い
怖い夢を見たり物音や不安などで怖がっている可能性もあります。そういう場合はとにかく安心させることしかできません。何を怖いと感じるかが分からないので、対象を改善するより安心感を与えるほうがいいです。
痛い・苦しい
最もイヤなぐずりがコレ。考えたくもありませんが、もしかしたらどこか悪くて痛いのかもしれません。また、鼻が詰まって息がしにくく苦しいのかもしれません。
こういう場合はなんとか改善してあげたいものです。ただし我が子の場合は悪い方向につい考えてしまいがち。ママのストレスは赤ちゃんに伝わるので、そこは強いママでいなければいけません。
寂しい
横にママがいても寂しいと感じているのかもしれません。抱っこすればぐずりは収まるはずです。新生児の場合は「くるむ」ような抱っこやママとくっつける抱っこが安心します。
明るい・暗い
明るいのがイヤな場合や暗さがイヤなときもあるかもしれません。新生児は昼夜関係なく寝るので、その都度明るさを調整してあげます。明るいのが好きとか暗いほうが良く寝るなどという傾向があるかもしれません。
うるさい
音の感じ方は個人差があるので、時計のコチコチ音や冷蔵庫がブイ~ンとなる音など、意外な音が気になっていることもあります。可能性のありそうなものをピックアップしてみると解決するかもしれません。
ママができること
ぐずる理由が明確なときはいいのですが、実際は「推測⇒対策を実施⇒当たってれば解決・外れれば別の方法」という感じですよね。
オムツやお腹が減ったなどの場合は、明確な解決手段があります。でもその他の理由については、いったいなんでぐずってるのか分かりませんし、何か手を打って泣き止んだとしても本当にそれで泣き止んだのかは不明です。
そういう場合、ママができるのは「抱っこしてあげること」や「優しく話しかけてあげる」など、基本的なことです。もっと言うとそれ以外はできない事の方が多いかもしれません。
なので、ぐずる理由を考えその原因を解決することも大事ですが「赤ちゃんはぐずるもの」と考え、原因が分からなければ追求せずとにかく抱っこして安心させてあげるというほうがメリットは大きいと言えます。
ママのストレスも減り、それが赤ちゃんに伝わることもなく、赤ちゃんにストレスをかけることもありません。
まとめ

ぐずるという行為は新生児だけのものではありません。でも赤ちゃんは話すことができないため、ママが解決できない場合も多いものです。
赤ちゃんがギャンギャン泣くとママも滅入ってしまいますが、原因をひたすら考えることより「ぐずり」を受け入れる心が解決の糸口になるのではないでしょうか。
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