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乳児の鼻づまり 効果的な7つの解消法とオススメの薬

 

乳児の鼻づまり 効果的な7つの解消法とオススメの薬
宮前ユリ

赤ちゃんの鼻づまりは本当にかわいそうに感じますよね。夜中だと寝れないから夜泣きの原因にもなってしまうし、そうなると親にも大きな負担がかかってしまいますよね。どうにか解消してあげたいけど、どうすればいいのでしょうか…。

遠藤先生

赤ちゃんは自分でどうすることもできないから親がなんとかしてあげたいとこですが、実際はどのように対処すればいいのか難しいものです。睡眠時だと「苦しい⇒目が覚める⇒泣く⇒鼻水が出る⇒鼻が詰まる⇒苦しい…」の悪循環の場合が多く、効果的な解消が難しいのも事実。

前回は生まれて1か月未満の新生児の鼻づまり対策を紹介しましたが、今回は乳児(1か月~1歳未満)の鼻づまりの解消法に焦点を当ててみます。

幼児期の鼻づまり対策はコチラです

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月齢6か月未満の赤ちゃん

乳児と言ってもそのころの一か月の違いはかなり大きいので、まずは月齢1~6か月の赤ちゃんで考えてみます。できる対策は主に次の7点です。

  1. 加湿を十分に行う
  2. なるべく鼻水をとってあげる
  3. 詰まった時は温める
  4. 吸引する
  5. 少し上体を起こして寝せる
  6. 縦抱っこをメインにする
  7. 母乳による点鼻を行う

加湿を十分に行う

空気が乾燥してるほど鼻は詰まりやすくなります。乾燥する時期なら加湿器でお部屋の湿度を上げるようにしましょう。最低40%は必要で、できれば50~60%ぐらいあるといいでしょう。

洗濯ものをあえて部屋干ししたり、わざわざバスタオルを濡らして部屋にかけるだけでもけっこう変わります。夜なら寝室にかけたり、赤ちゃんの枕元に濡れタオルをかけるのも効果的です。

なるべく鼻水をとってあげる

鼻が詰まるのは鼻水が出ているからと言えます。赤ちゃんは鼻水が分泌する「鼻腺(びせん)」が大人よりも多いため、同じ刺激だとしても鼻水が多く出てしまいます。

とってもとってもキリがないのですが、とらないよりはマシ。鼻の下がかぶれないように、濡れたガーゼで拭いてあげるのもオススメです。

詰まった時は温める

詰まって苦しそうなら、いかにして温めるかを考えます。詰まった鼻は温めることで柔らかくなり、丸ごととれれば一気に楽になります。最も効果があるのはお風呂です。温かくなり湯気を吸うことでより鼻水が柔らかくなります。

蒸しタオルを作って嫌がらない程度に鼻に乗せてあげるのもいい方法です。その時は眉間あたりを温めるようにすると上手くいきます。ただ、嫌がる場合が多いと思うので、寝てるときにそっと当ててあげるようにするのがいいかもしれません。

吸引する

温めて固まった鼻水が柔らかくなれば、一気に吸引するチャンスとも言えます。鼻水吸引器を使って固まる前に吸い取ってしまうのもおすすめ。これも嫌がる子が多いため、余計に泣いて鼻水がまた出てしまうということもあります。

とは言え乳児の鼻水は耳に流れやすいので、中耳炎などの予防のためにも吸う方がいいとも言えます。

少し上体を起こして寝せる

首がしっかりした赤ちゃんに限ってですが、若干頭が高くなるように寝せることで、鼻が詰まるのを防ぐことができます。寝返りできないのを逆手にとって、頭のほうにタオルを入れたりして少しだけ高くします。

真横を向いて寝るより鼻水が流れやすく、詰まるのを防止することができます。高くし過ぎないように気をつけましょう。

縦抱っこをメインにする

日中に抱っこするときは、この月齢だと横抱っこも多いと思いますが、首が据わっているなら縦に抱っこするようにします。横にしたら苦しくて寝れなくても、縦抱っこだとス~ッと寝ることもよくあることです。ミルクを飲ますときも少し縦にすると飲みやすいでしょう。

母乳による点鼻を行う

2歳未満には市販の点鼻薬は使えません。ですが母乳による優しい点鼻薬は効果があります。母乳育児の人限定になってしまいますが、赤ちゃんの鼻にそっと母乳を入れてやりましょう。水のように痛くはありません。当然イヤがると思いますが、スッとなじんで鼻が通りやすくなります。

月齢6か月~1歳の赤ちゃん

月齢で6か月を超えてくると、体もだいぶしっかりしてきます。1歳近くの赤ちゃんだとつかまり立ちをする子もいるでしょう。対策は大きく変わりませんが、鼻づまりの大きな武器である「ヴィックスヴェポラッブ」が使えるようになります。

ヴィックスヴェポラッブの特徴

ヴィックスヴェポラッブは大正製薬から販売されている「塗る風邪薬」です。飲む必要がないので薬の嫌いな赤ちゃんでも簡単に使うことができます。

ヴィックスヴェポラッブの使い方

胸やのど・背中に塗って使います。6か月未満の赤ちゃんには使うことができません。6か月~2歳の子にはティースプーン1杯ぐらいの量を1日3回塗ります。塗った後のベタベタが気になるなら、上からガーゼを当てることで解消されます。

ヴィックスヴェポラッブの効き目

体温によって有効成分が蒸発し、それを吸引することで鼻づまりなどが緩和されます。眠くなる成分は入っていません。

外からウイルスを入れないようにする

鼻水が出てなければ鼻づまりも多くはありません。でも月齢が6か月を超えるとお母さんからの免疫が弱くなり、風邪などにかかりやすくなってしまいます。

ウイルスをもらってしまえば鼻水が出てしまい、鼻づまりも当然起きてしまいます。なかなか防ぐことは難しいのですが、簡単にウイルスにやられない工夫をすることも大事です。

宮前ユリ

うちのユウナは9か月目ぐらいから保育園に行ってるけど、入園前の1週間は「1時間⇒2時間⇒4時間…」という感じで親と離れる練習をするのですが、その期間ですでにウイルスをもらってきちゃったわ。

保育園に入る子はどうしてもウイルスをもらってきちゃうんですよね。保育園では親はどうすることもできませんし、保育園が悪いわけでもありません。あれだけ子供同士で密着してれば移らないほうが不思議と言えます。

とは言え、家ではしっかり加湿をしたり、うがいはまだ無理だとしても手洗いを教えたりウエットティッシュでキレイにするようにしましょう。

まとめ

遠藤先生

いくら対策をしても効果的な対策にならないこともよくあることです。そういう時は病院に助けを求めるほうが楽ですし安心できます。鼻水を吸引してくれる小児科がいいですが、できなければ耳鼻科になります。

もし鼻づまりのほかに咳や嘔吐といった症状があるなら素直に病院です。特に保育園に行き始めたら月の半分も行けない日々が続くので、頑張って乗り越えましょう。

 - 乳児(1か月~1歳)

宮前ユリ

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