即効解決!幼児が「ご飯を食べない」理由と6つの解決法


「うちの子いつもご飯をきちんと食べないで残してばかり…」という悩みはないでしょうか。食事は健康と成長の源。「好きそうかな…?」「食べやすそうかな…?」と一生懸命作っているママはとても悲しくなってしまいますよね。
しまいに「もうちょっと食べるように工夫したほうがいいんじゃない?」という夫の一言…。本当に心が折れそうになります。

ママの苦労は、子供も夫も気づいてくれないほうが多いかもしれませんね。だからこそご飯を残されると悲しさが倍増してしまいます。特に幼児期になるとこの傾向が強くなってきますよね。
そこで今回は幼児の「ご飯を食べない」という悩みについて考えてみようと思います。
スポンサーリンク
子供がご飯を食べない理由
「せっかく一生懸命作ったご飯、どうして食べてくれないの…?」ご飯をよく残す子供をもつ多くのママが考えることですよね。でも実はこの考え方は「自分目線」でしかありません。
子供は大人と違って、気を使ったり栄養のためにご飯を食べるようなことはしません。子供がご飯を残す理由は実に単純明快です。
食べる必要がないときは食べない
子供がご飯を食べない理由は「ご飯を食べる必要がないから」です。そもそもお腹が空いてなかったり、体調がイマイチ優れなかったりしたときは「食べる必要がない」時と判断されてしまいます。
ママにとっては栄養をバランスよく摂ってほしいという思いがあるからこそ、残さないで食べてほしいと思うもの。でも子供は栄養価を考えて食事することはないですよね。
なのでお腹が空いてなければ残しますし、気分が乗らない時も残します。そういう時は「ごちそう様なのね」と言って下げてしまうのが一番効果的です。だからと言ってすぐに栄養失調になるようなことはありません。
子供がご飯を残すという状態はあまり好ましいものではありません。でも「なんとか食べさせよう」としても解決できないですよね。それで解決するなら全くもって悩みとは言えません。
なんとか食べさせようとしてるけど食べてくれないから困るわけです。それなら発想を変えて「食べないならごちそう様だよ!」と言って下げることを繰り返すことで「ご飯の時間に食べないと後でお腹が空く。しかも親はその後ご飯をくれない。」ということを学ばせることも大事な育児と言えます。
幼児の時は、3時におにぎりや蒸かした芋などをおやつとして食べることが多いので、昼食後はお腹も減らず大丈夫でしょう。晩ごはんの場合は、寝る前にはできれば胃の中に食べ物を入れたくないので、翌朝までお腹が減らないような食事になるようにコントロールするように心がけます。
ママの心労を減らす6つのポイント
子供がご飯を食べないと、子供の栄養とは別に「ママの心労」が増えてしまいますよね。人によってはガックリ落ち込むこともあるでしょう。反対にカッとなる人は食べないことでイライラするかもしれません。
実は子供も「ご飯が残った食器」と「ママのストレス」によってイヤな気持ちになっていることが多いもの。そこに微妙な葛藤が生まれているのです。
そこでまずはママの心労を減らすポイントを6つ紹介します。それはすなわち、少しでも子供が食べ進めることができるコツです。
- 盛る量を減らす
- 食べやすい大きさにカットする
- 空腹にさせる
- 食器を工夫する
- いっしょに作る
- 自分で食べさせる
盛る量を減らす
そもそも盛る量はどういう基準で決めているでしょうか。育児書や雑誌などを参考にしているママも多いと思いますが、それは必ずしも我が子に当てはまるとは言えませんよね。
もしかしたら単純に盛りすぎているだけかもしれません。それなら少なめに盛って、全部食べたらいっぱい褒めてあげましょう。そうすることで子供も食事が楽しくなります。子供は褒められるのが大好きです。
食べやすい大きさにカットする
噛む練習や食いちぎる練習をさせようと、あえて大人と同じ大きさで出していると、子供は当然食べにくいですよね。練習は必要かもしれませんが、そう思うのは親だけで子供にとっては必要ではありませんよね。
子供が自ら練習が必要と思うのならそれでも食べてくれますが、そう思うはずもなく、思わなければ食べてくれない可能性を高めることに繋がってしまいます。子供に食事の楽しさを教えてから噛む練習でもいいのではないでしょうか。
空腹にさせる
食事の時間は習慣にすることが大事。なのでその時間に合わせて、子供がお腹が空くようなスキンシップをとるのもいい方法です。幼稚園や保育園に行けば園で走り回っていることでしょう。でも日曜日に家でDVDを見たりおもちゃで遊ぶだけではお腹が減らないのは当然です。外に連れて行って走り回らせることも食事にとっては大事なことです。
食器を工夫する
好きなキャラクターの食器にするなどの工夫も効果的です。アンパンマンなど子供の好きなキャラの食器を用意し「今日は誰がいい?」と言って選ばせると、思いのほか食べてくれます。また、例えばドキンちゃんが好きだとして「ドキンちゃんも美味しいって言ってるよ!」と言うと子供は食べやすくなります。
いっしょに作る
自分で作った食事は美味しく感じるもの。たとえほんの少しだとしても、子供はお手伝いをすることで「自分が作った」という思いになりますよね。そういう食事は良く食べてくれるものです。特に女の子はママの真似をしたがるので、積極的にお手伝いさせることも大事です。
自分で食べさせる
残さないようママがご飯をあげている場合、子供は「食べさせられてる感」が強く、ちょっとでも必要ないと感じたらそこで食べてくれないようになります。
汚れることを嫌がるママもいると思いますが、そこはグッと我慢して子供に自ら食べさせるようにしましょう。
まとめ

子供の好き嫌いやご飯を食べない悩みは、どんな家庭でも必ず通る道です。大事なのは「子供の気持ち」を考えること。
「お姉ちゃんはもう食べ終わったよ!」と言えば、その子はお姉ちゃんより「劣等感」を感じてしまいますよね。ママがストレス感じていると、ついつい言ってしまう一言で子供が傷ついてしまうこともあります。
「完食させなきゃ」ではなく「食べないなら食べなくて結構」という気持ちのほうが、子供にもママにもメリットは多いはずです。
PCアドセンス
PCアドセンス
関連記事
-
-
気をつけて!赤ちゃんの水分補給でやってはいけない2つの事
赤ちゃんは自分で「喉が渇いたよ~」と言えないので、ママが上手に水分補給をしてあげ …
-
-
突発性発疹の時の「お風呂マニュアル」
人生で初めての高熱の可能性が高い「突発性発疹」。ママも慌てて病院に連れていったり …
-
-
うちの子「サイレントベビー」かも…と悩んでるママへ
うちの子あまり泣かないし、目もなかなか合わせてくれない…。もしかしたらサイレント …
-
-
赤ちゃんの靴はいつから…?サイズ合わせに重要な2つのポイント
「今うちの子歩いたよ!」という感動は、親はいつまでも記憶に残りますよね。初めて一 …
-
-
赤ちゃんの歯磨き習慣はいつから…?3つの大事なポイント
赤ちゃんの歯磨きはいつから始めればいいの…?という悩みはないでしょうか。歯ブラシ …
-
-
幼児の鼻づまり「眠れない…」「いびき…」夜の悩みを解消!
子供が鼻づまりで夜とっても苦しそうと悩む親は多いと思います。風邪などの一時的なも …
-
-
納得!子供のトイレトレーニングをいつから始めるべきかが分かる8つのポイント
「そろそろトイレトレーニングを始めてもいい頃かしら…」という疑問はないでしょうか …
-
-
赤ちゃんの視力の発達はいつから…?7つの時期に分けて考えてみた
赤ちゃんは私の顔を認識しているのだろうかと疑問に思ったことはありませんか?乳幼児 …
-
-
おむつは何歳まで…?はずれる時期と上手なトイトレ
「うちの子はもうおむつ外れてるわよ」「まだオムツ取れてないの…?」様々な周囲の声 …
-
-
子供のインフルエンザ 潜伏期間や発症時の上手な対処法
「隣のクラスでインフルエンザが出ました」「同じクラスでインフルエンザの子がでまし …